デイケアを受けてみよう!

診療内科のデイケアとは?

診療内科においてデイケアとは、日帰りで受けることができるリハビリテーションのことを指します。体調が思わしくなかったり、様々な症状が原因で社会復帰が難しい人が利用するのが特徴です。また精神疾患者が症状を再発する可能性がある場合にもデイケアを活用します。一般的に午前中からスタートして昼食をとり、午後もプログラムを行うことが多いです。プログラム的には約6時間ほどかかります。デイケアの規模は心療内科の施設によっても異なるのがポイントです。少人数でデイケアのプログラムを行う施設もありますが、50名以上の大人数の施設もあります。

デイケアでは症状の再発や再入院などを回避するために、体を動かすプログラムや頭を使うプログラムなどを活用します。デイケアの参加者は1日のうちに複数のプログラムに参加するのが一般的です。

デイケアのプログラム例

デイケアでは大きく分けて運動系と文科系のプログラムが用意されています。運動系のプログラムでは体操やストレッチをしたり、卓球やバスケといったスポーツをしたりするのが特徴です。運動系プログラムでは体を動かすことで気持ちをリフレッシュして、体を健康な状態に導きます。文科系プログラムは、料理や音楽鑑賞、手芸、工作などを取り入れたプログラムです。運動が苦手だったり、体を動かす気分ではないときなどには文科系プログラムだけに参加することもできます。パソコンを使用したプログラムなど仕事に役立つスキルを学べるデイケアもあるため、社会復帰に有効な内容のものも多いです。

デイケアのプログラムはスケジュールが決まっていることが多いですが、それ以外にも季節に沿ったイベントや単発で開催されるプログラムなどもあります。